リーディンググラス(老眼鏡)

 老眼鏡なんてまだまだ先の話と思っていませんか?でも、人によっては40代から老眼がはじまる方も。パソコンやスマホで目を酷使する生活が当たり前になっている現

在は、昔よりも老眼のスタートが早まっているとも言われています。慌てないうちに、老眼鏡のことを知っておきましょう。
お洒落な老眼鏡
「老眼とは?」
・スマホの画面を遠ざけてみるようになった
・遠くを見てから近くを見ると、ピントが合いづらい
・うす暗いところで本や新聞が読めなくなった

それはもしかして老眼のはじまりかもしれません。
物を見るために調節する力は、誰もが加齢とともに衰えてきます。症状に早く気づき、適切に対処することが生活の質を上げることにつながります。

「老眼セルフチェック!」
近くのものが見づらい。スマホの画面は離してみる。それは、老眼が始まっているのかもしれません。簡単なセルフチェック法を紹介しましょう。
1、人差し指を目の高さまで上げて、指の腹を顔に向けて立てます。
2、ゆっくりと人差し指を遠ざけます。指紋がはっきりと見えるところでストップ。
3、指と目の距離が30cm以上あれば、老眼の可能性が高いといえます。眼科医に相談してみましょう。

「老眼鏡を使わないとどうなる?」
老眼という響きが悪いのか、まだ老人ではない世代からはなかなか受け入れづらいという声も聞かれます。老眼である事実に背を向けて老眼鏡を使わずにガマンしているとどうなるのでしょうか。
・近くのものが見えづらくなるので、ついつい目を細めてしまって眉間のシワが深くなる
・見えないものを見ようと目ががんばりすぎてしまって眼精疲労を起こす
・視力に左右差があるときには、良い方ばかりを使うようになるので、顔の筋肉の左右のバランスが崩れる。

「老眼鏡の選び方」
ポイント
老眼鏡だから・・・というネガティブな気持ちは必要ありません。毎日使うものとして、愛着がわくもの、側に置いていてかわいいと思えるもの、誰かに見せたくなるようなものを選ぶのがコツです。おしゃれな伊達メガネを選ぶような気持ちお店にでかけてみましょう。
ポイント①メガネのサイズ感
正面から見た時に、目とフレームとの間にすき間があるのはNG。フレームのちょうど真ん中に黒目がおさまるのがベストバランスです。デジカメやスマホなどで自撮りをしてバランスを確認するとよいでしょう。
ポイント②全身とのバランス
お店では必ず全身鏡でバランスをチェックしましょう。正面だけでなく、横からの確認も忘れずに。ロングヘアーの方は、髪を束ねたり、アップにしたり色々試してみましょう。