姉「当然のことだけど、体調の悪い時には、肌荒れしやすいからピーリングはやめておこうね。寝不足のときや、体がとても疲れているとき、生理中や生理の前後とかもダメだよ。あとは、日焼けをした直後や、顔にニキビができているとき、傷やブツブツができているときも、やめておこう。刺激が強すぎるからね。
まず、普通にいつも通りにクレンジングして、メイクを落としてからしっかり洗顔してね。そうして清潔になったところに、お水をシュッシュッとたっぷりかけてあげるの。スプレーボトルに普通の水道水を入れて準備しておくといいよ。」
妹「えっ、水道水でいいの?そっか、だからウォーターピーリングっていうんだね。」
姉「そうだよ、水でできるから、すごく簡単だよね。ピーリングする前に、顔全体を濡らしてたっぷり水分を与えておくのがポイント。スチーマーを持ってる人は、スチームを全体的にしっかりあてて、毛穴を開かせておくといいよね。
用意ができたら、いよいよスタートしよう!ヘラ(スパチュラ)のあて方にコツがあるから、説明しながら進めていくね。」
- 顎の裏側からゆっくりと、下から上に向かって、やさしく滑らせるように。
- 金属ヘラ(スパチュラ)の部分と肌表面を常に密着させながら動かす。
- 肌に対して斜め30度くらいの角度で当てるのがポイント。
- 毛穴の汚れをこそげ取るわけではないので、グイグイ余計な力を入れないこと。
- シワやたるみ、凹凸のある部分は肌をちょっと引っ張りながら。
- 小鼻の回りは角度や方向をこまめに変えながら、ていねいに。
- 毛穴の向きに沿って金属ヘラを動かすのが基本。
- 毛穴詰まりが角栓(ポア)になっている場合には、多方向からヘラをあててゆるめていく。
- 口の周り、目の回り、まぶたは避けること。
- 傷やニキビ、吹き出物、赤みなど炎症のあるところも避ける。
- 肌の表面の水分が足りなくなったら、途中で水分を補いながら行う。
- 皮膚を頭頂部に向かって引っ張るような感覚で伸ばし上げながら、髪の生え際までまんべんなく。
- 金属ヘラの表面に付着する、白く濁った脂分が皮脂の汚れ、毛穴の詰まり。
- 汚れはコットンなどでしっかりふきとる。
- 半顔5分ずつ、合計8~10分が目安。
- 2週間に一度の利用がおすすめ。